IT企業の立ち位置

IT業界の仕事というのは基本的には裁量労働制で、決められた期限までに決められた量を納めることが出来ればその働き方というのは問 われないようになっています。
ですので会社に出勤することも極端な話ではありますが必要ないし、働く時間というのも各々決めていい働き方になっているのです。

しかし、IT業界は比較的新しい業界であるので他の業界からすれば一体どういった仕事をしているのか、その仕事に対する対価の相場が分からないということが多く、より多くのものをより低価格でより早く要求するという価格競争のようなものが起こっています。そのため低価格で質のいいものをより早く提供するためにIT業界で働く人達は頑張っているわけです。

これは日本でのIT業界の立ち位置が今だ定まっておらず、社会への貢献度もあまり知られていないためこうしたことが起こっているわけですが、海外だとIT業界で働く人達の地位は比較的高いものであり、給料も日本に比べると高くなっています。

IT技術がなければこれほどまでに世界は発展していなかっただろうし、インターネットなどもすべてそのおかげです。IT技術の発展により私達の生活が便利に、豊かになっているということを日本でももう少し認識されるようになれば、またIT業界の立ち位置も変わってくるのだと思います。

そして、今ではすべての中枢機能が集まっている東京にIT企業も集中しているのですが、時間場所など関係ないのがIT技術の利点でもあるので、全国に事務所などが散らばっていく日も遠くないと思います。IT時代と言われる現代、若者離れが問題視されている地方にとっては、早急にIT環境の立ち上げと開発の案件確保をしていただきたいところでしょう。

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