守るものがある限り

IT企業に勤めるエンジニアも、一人の社会人として今日一日の仕事を終わらせて帰宅するなり、家族からの「おかえりなさい。今日もご苦労様」というねぎらいの言葉をかけてもらえることでしょう。

家族のために頑張っている大黒柱が家族から感謝の言葉を貰うことで、「家族のために頑張っていることがこれほどまでに素晴らしいものなんだ。これからも家族の期待に応えるために仕事に身を入れていこう」という気持ちを鼓舞させていくと思うのです。仕事で頑張るほどに家族の幸せにつながっていく喜びがある限り、仕事を続けることの意義を明確にしていき、常に家族と共にある社会生活が自分を潤すためでもある幸せの泉として捉えるようになっていくのです。

IT企業で働くエンジニアが自分にも家族ができたことで、初めて自分の給料で家族を養っていくことの意義の高さに気づく場合があるでしょう。家族と共に生活することを長年の夢として追いかけてきたことが、今こうして自分が築き上げてきた家族が自分を大切な存在として意識してくれている光景を通して、改めてしみじみとした気持ちになることがあっても不思議ではないのであり、家族を愛する気持ちの強さに比例して、家族のために経済面のみならず他に何ができるのかを考えるようになるのではないでしょうか。

家長としての立場から、家族との会話にも積極的に関わることで絵に描いたような家族の風景を映し出していくことになるのです。

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